International Auto Film Festa 2024を開催するにあたって、お寄せいただいた有識者からの貴重なメッセージをご紹介させて頂きます。 今回はカーライフ・エッセイストの吉田 由美様。
私の父は、映画会社に勤めていました。
当時は地方の劇場勤務で、私たち家族は父の転勤で引っ越しや転校も経験しています。 小学生や中学生だと「映画館には友達同士だけで行ってはいけない場所」でしたが、私にとっては父がいる安全な場所であり、仕事で帰宅が遅く、私たちと生活サイクルが違う父に遭える場所でもありました。
もちろん映画代は無料。その劇場だけでなく、ほかの劇場の招待券もいただくので、映画は基本的に無料です。
現在はもちろん父はリタイヤしていますが、そんなこともあってか、映画はなるべく映画館で見ていますし、一人での映画鑑賞も苦になりません。
そんな私の一番印象に残っている映画は「宇宙戦艦ヤマト」。本気で主人公の古代進くんに恋していました(笑) 残念ながら車ではありませんが…(笑)
そんな映画（映像）と私が愛してやまない自動車の映画祭、楽しみでしかありません。そしてこれまでも自動車のテレビCMや映画の重要なシーンで登場する車など、私のとって印象に残っているものは沢山ありますが、ひとつ挙げるとすれば、ヤナセの「クルマはつくらない、クルマのある人生をつくっている」。
このCMはキャッチフレーズも含めて印象的でした。これは私の「カーライフエッセイスト」としての仕事にも通じるかと。
これからも心に響く映画やCMに期待！楽しみです！
吉田 由美（よしだ ゆみ）氏
カーライフ・エッセイスト 自動車評論家（日本自動車ジャーナリスト協会理事） 2月23日 岩手県生まれ 短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクター経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。 クルマまわりのエトセトラについて独自の視点で自動車雑誌を中心に、テレビ、ラジオ、web、女性誌など広く活動中。毎週月曜日『吉田由美のあなたと私のクルマ時間』（調布FM）。また、YouTube『吉田由美ちゃんねる（yumi yoshida）』では、ほぼ毎日更新を行っている。