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Building a Custom Miata Fastback | DIYカスタムの極み | 1st ノミネート作品紹介

第一回International Auto Film Festaにてノミネートされた作品を応募順に紹介しています。今回は「Building a Custom Miata Fastback in 10 Minutes!」ニュージーランドからの応募作品。制作はTofu Auto Works。

 

 

日本名ユーノス・ロードスター。海外ではマツダMX-5、またはミアータ。クルマ好きなら誰もが知る、ギネスブックにも登録されたこの2シータースポーツカーを、DIYでファストバックスタイルに作り上げていくvlog的な作品。けしてHow to映像では無いながらも、ひとつひとつ手作りの工程を経て制作されていく映像は、見ている側の気持ちをワクワクさせてくれる。

 

 

今回の映像は一連の流れを10分間でまとめたことで、映像的に整理されているのが良い結果に繋がったと思う。テンポよく次々と展開していく作業工程のカットは、飽きさせることなく最後まであっという間に運んでくれる。ルーフパーツの制作風景ながら、クルマとしての印象が大きく変化していく過程を見ることで、視聴している側にもこのクルマへの愛着にも似た感情が湧いてくる。

 

パーツの素材はFRP。エアロパーツなどでは主流の素材だが、その制作工程を知っている人は少ないかもしれない。今回の映像の中で行っているのはハンドレイアップという手法で、特殊な機械などを必要とせずに精度の高い成形を行うこともできる。実際に今回制作されたパーツも精度が非常に高い。

 

 

審査時には「このカーライフが羨ましい」という声もあがった。ここまで大掛かりな作業を行うか否かは様々だけれども、自分の愛車へ自分のデザインしたパーツを制作し取り付ける。そうすることで、どんどんと愛車が理想のクルマに育っていく。とても贅沢で夢のような世界であり、究極のカスタムの世界ではないだろうか。

 

内容についてばかり触れてしまったが、こうした作業動画を飽きさせずに見せるというのは実はとても難しい。編集も当然ながら、退屈にならない画面構成や、作業内容がわかるカメラ位置など、撮影時にも気にするポイントが非常に多い。更にひとりで作業も撮影も行うとなると、一筋縄ではいかない。この映像は今まで多くの試行錯誤を重ねた末にある安定感なのだと思う。そしてそこの苦労を見せないのが、この映像の凄さだと思う。

 

 

このパーツ類はブランドとして販売も視野に入れているものもあるらしい。我々はパーツが出来上がる過程を見ていたのではなく、実は魅力的なブランドが誕生する過程を見ているのかもしれない。(清水)

 


この作品はInternational Auto Film Festaオフィシャルサイト経由で応募されました。
第二回の募集は2024年1月1日から開始。オフィシャルサイト、FilmFreeway、festhome経由での応募が可能となります。